今回は、大学職員の採用試験が難しいのか、について詳しくお話しします。
大学職員の採用試験は難易度が高い?
大学職員の採用試験は、筆記試験があるところも多いので、難しく感じるかもしれません。
一般的な会社だと、筆記はなく面接だけという会社も多いので、それに比べたら、大学職員の採用試験は、難易度が高いイメージがあるかもしれません。
だいたい、筆記試験である程度足切りをした後に、面接へと進むケースが多いです。
筆記試験は公務員試験より簡単?
ただ、筆記試験の難易度は、公務員試験の内容よりかは、低いように感じます。
私自身、公務員試験の勉強もしてきましたが、それに比べると大学職員の筆記試験は易しく感じました。
試験内容は大学によって違う
また、筆記試験の内容は大学によっても違います。
SPIのような試験もあれば、単純な計算式をひたすら解く試験もあります。
大学によって、試験内容はまちまちですが、基礎教養を学んでおけば解けるような内容が多いと思います。
小論文と面接が重要
やはり、筆記試験はあくまで足切り程度なので、大事なのは小論文と面接です。
これらの内容は、より自身の考えを見られます。
採用担当者から、本当に大学職員に適した人材なのか判断されるのも、この辺りからでしょう。
なので、筆記試験の対策も必要ですが、小論文や面接対策もしっかり行う必要があります。
筆記試験はクリアできても、小論文や面接で落とされてしまうひとも多いのです。
採用試験時期も大学によって違う
また、採用試験の時期は、大学によって違います。
一年中、どこかしらの大学で採用試験は行われるので、常に情報をチェックしておくと良いでしょう。
ちなみに、大学職員の求人案件は、マイナビエージェントが比較的多く取り扱っているので、興味ある方はぜひチェックしてみると良いでしょう!
採用試験は平日に行われることが多い
特に、採用試験は平日に行われることが多いです。
なので、平日昼間に動けないひとは、なかなか難しいかもしれません。
大学職員の採用試験を受けたいなら、無理をしてでも、平日に時間を取る必要があります。
大学職員の採用試験は倍率が高い
また、やはり大学職員は、年収が高く安定している職業として見られることもあり、人気な職業です。
ですから、大学職員の採用試験には多くのひとが応募してきます。
公務員試験に比べても、対象年齢が広く、また公務員試験に落ちたひとたちも応募してくるため、結構な応募数が来ることもあります。
わずか3名の採用枠に、数百人の応募者が殺到することもあります。
多めに採用する大学もある
また、大学によっては、採用予定人数よりも多く採用するケースもあります。
これは、採用してみても、なかなか職場が肌に合わず、辞めてしまうひともいるからという理由もあります。
なので、採用予定人数はあくまで目安であり、実際の人数とはまた開きがあったりもします。
頻繁に募集している大学は怪しい?
ちなみに、大学によっては、頻繁に採用募集している学校もあります。
より大学職員に就けるチャンスがあるように思うかもしれませんが、頻繁に募集している大学は何かしらあるのかもしれません。
例えば、職場環境があまりよくなく、すぐに辞めてしまうひとが多い可能性もあります。
募集しているからといって、なんでも飛びつくのは注意が必要です。
大学職員の仕事を経験すると他大学へも転職しやすい?
あとは、一度大学職員の仕事を経験すると、他の大学へも転職しやすいことがあります。
実際に、私が働いていた大学でも、他大学から来た職員も何人かいました。
やはり、大学職員の仕事を経験していると、他の大学でも採用されやすいのかもしれません。
大学職員の採用試験は準備が必要
このように、大学職員の採用試験は難しく感じることもあるかもしれませんが、決して採用されるのは不可能ではありません。
しっかり準備や対策をすれば、大学職員に転職できる可能性は十分にあります。
多くのひとが、大して準備もせずに採用試験に挑むため、採用されないのです。
なぜ大学職員になりたいのか、なぜその大学を希望するのか
やはり、安定性や高収入を求めて大学職員を目指すひとも少なくありません。
なので逆に言えば、なぜ大学職員になりたいのか、なぜその大学での就職を希望するのか、しっかり応えられれば採用される可能性は十分にあります。
私は、大学職員になる前はニートでしたが、しっかりこれらの対策をしたことで、全くの未経験から大学職員になることができました。
自分の考えをしっかり持っておく
大学職員を目指すならば、しっかり自分の考えを持つことです。
小論文や面接では、自身の考えを聞かれることが多くあります。
そこでしっかり伝えらえる考えがないと、採用担当者にとっては魅力的な人材と見なされないかもしれません。
ありきたりな答えばかり用意しているひとが多いのです。
なぜ大学職員になりたいのか、なぜその大学なのか、自身にどういう経験や強みがあるんか、よく考えて用意しておくことです。
どれだけ大学職員の仕事に興味あるかで、小論文や面接などに対しての姿勢も変わってくるでしょう。