もし、大学職員になりたいのであれば、「なぜ大学職員になりたいのか」きちんと理由を用意しておく必要があります。

「なぜ大学職員になりたいのか」きちんと相手に伝えられる?

「なぜ大学職員になりたいのか」きちんと相手に伝えられる?

あなたは、「なぜ大学職員になりたいのか」採用担当者を納得させられるだけの理由を用意していますか?

大学職員になりたくて、採用試験を受けるひとでも、採用担当者が納得するような理由を用意しているひとは、実はそれほど多くはありません。

建前だけの理由だと落とされるでしょう

大学職員は、世間一般から見てもまだ安定しているイメージがあるでしょう。

なので、収入面や安定性に魅力を感じて、大学職員を目指すひとも少なくありません。

しかし、採用面接で収入面や安定性の魅力を伝えても、ほとんど採用されることはないでしょう。

また、他の誰もが言うような建前だけの理由を述べたところで、なかなか採用されないと思います。

もし、大学職員を目指すならば、採用担当者が納得するようなことを言う必要があります。

筆記試験は重要ではない

筆記試験は重要ではない

ちなみに、大学職員の採用試験は、まず筆記試験を行うことが多いですが、筆記試験はあくまで最初の初歩的な試験なので、それほど重要ではありません。

筆記試験より面接試験の方がとても重要です。

大学職員の仕事をよく理解していますか?

大学職員を目指す方は、大学職員の仕事をきちんと理解しているでしょうか。

大学職員の仕事は、学生の窓口だけではありません。

学生を獲得するための広報、経理や人事など、様々な仕事があります。

大学職員になりたいならば、大学職員の仕事をきちんと理解する必要があります。

大学職員の仕事を理解していないと、採用担当者にもそのことがバレてしまい、「あまり大学職員の仕事に興味がない人間」と思われてしまうかもしれません。

その大学の方針を理解していますか?

その大学の方針を理解していますか?

また、希望する大学の方針をよく理解しているでしょうか。

「大学職員になれれば、どこでも良い」というような、浅はかとも取れる考えでは、採用されるのは難しいかもしれません。

大学によって、力を入れている分野や考え方も違います。

大学職員になりたいのであれば、これから受ける大学のことをよく調べて把握しておくことです。

「なぜ大学職員になりたいのか」「なぜ本校で働きたいのか」は聞かれる可能性が非常に高いので、よく考えて用意しておくことです。

自分の武器をアピールできているか

採用側に、何かしらのメリットがないと、あなたを採用することはありません。

なので、あなたは「自分の武器をアピールする」必要があるのです。

これまでの経験で、何か大学職員の仕事に活かせることがないか、考えてみることです。

採用担当者が興味を引くようなアピールができれば、採用される可能性も高くなるでしょう。

大学職員の仕事は結構地味だよ

大学職員は、魅力的な仕事に見えるかもしれませんが、結構地味な仕事が多いです。

学校がセンター試験会場となっているときは、いつもより朝早く出勤して、寒い中を外で学生に大学までの順路案内をすることもあります。

やはり、大学職員は大学を影で支える、裏方としての仕事が多いです。

なので、決して華やいだ仕事というわけではなく、泥臭い仕事も少なくありません。

そういう仕事であることも理解しているかどうかを、採用担当者も見ていることがあります。

なぜならば、いざ大学職員として採用され働いても、想像と現実のギャップを感じて、すぐに辞めてしまうひとも少なくないからです。

もちろん、大学職員の仕事も楽ではなく、辛いと思うこともあります。

そういうことに対しても耐えうる精神力は、大学職員にも求められています。

少子化でこれから大変

少子化でこれから大変

それに、今後はますます少子化が進み、大学運営も厳しくなっていくでしょう。

そういう状況下で、ただ目の前の仕事をこなすだけでは、大学が生き残るのも難しくなってきています。

これからの大学職員は、言われた通り動くだけではなく、自ら考えて行動する力も求められているでしょう。

大学職員は尖りすぎても叩かれる

大学職員は尖りすぎても叩かれる

ただし、これは難しいところでもありますが、大学は保守的な面もあるので、あまり尖りすぎても周囲から叩かれることがあります。

学校現場によっては、あまり職員が目立ちすぎるのもよく思わない大人たちもいます。

ですから、周囲との人間関係も気にしつつ仕事をする必要があるので、大学職員の仕事も結構気を使うものです。

仕事と割り切れるひとほど強い

実際に、大学職員の現場を見ると、仕事と割り切れるひとほど強いと思います。

あまり自我を出しすぎず、無難に仕事をこなしていくひとほど、大学職員としてうまく行くことがあるのです。

一方で、バリバリ前線で仕事をしていきたいひとにとっては、なかなか上司から許可が下りないこともあるので、歯がゆく感じることがあります。

なので、大学の雰囲気に合わせられるひとこそ、大学職員としての仕事に向いているかもしれません。

対策をしっかりして採用試験に挑もう!

対策をしっかりして採用試験に挑もう!

以上のように話してきましたが、大学職員になりたいのであれば、「なぜ大学職員になりたいのか」その理由を入念に準備しておくことです。

当たり障りない、建前のような理由では、周囲の応募者との違いがなく、埋もれた存在になってしまいます。

自分が採用されるためにも、よく練られた理由が必要になるでしょう。

そして、大学職員としてこれまでの経験がどう生かせられるのか、アピールすることも大事です。

採用面接では、どうすれば自分を魅力的な人材として見せられるのか、意識しながら対策を練ることが大事です。

しっかり準備するためにも、大学職員の仕事や大学について、よく調べておくことです。