新卒で大学職員になりたいひともいるかもしれません。

新卒採用で大学職員になる方法

新卒採用で大学職員になる方法

実際に、新卒で大学職員になるひともいます。

では、どうすれば新卒から大学職員になれるのか、詳しく説明していきます。

自分が卒業する大学の職員になる

まずは、自分が卒業する大学の職員になるケースです。

私が働いていた大学でも、その大学の卒業生で、卒業後そのまま職員として働き始めたひともいます。

なので、もしこれから大学職員を目指すならば、自分の大学の職員採用試験を受けてみると良いかもしれません。

ただし、新卒採用枠は毎年設けられていないかもしれません。

私が勤務した大学でも、あまり卒業生を対象にした職員採用試験は行われていませんでした。

あと、仮に試験が行われたとしても、かなりの倍率になると思います。

やはり、大学職員の仕事は世間的には安定している仕事に見られていて、人気が高く応募者も多いのです。

なので、仮に卒業生を対象にした職員採用試験が行われたとしても、そう簡単に大学職員になれるわけではありません。

他の大学の新卒採用枠を探す

もしも、自分の大学では職員採用試験を行っていないようならば、他の大学の新卒対象の試験を受けてみるのも良いでしょう。

他大学だからといって採用されないわけではありません。

私が働いていた大学でも、他大学卒の職員ばかりでした。

むしろ、当大学の卒業生で大学職員のひとは、数人程度しかいませんでした。

なので、他大学卒でも職員採用になれることは十分可能性としてあります。

中途採用で試験を受けてみる

あとは、中途採用の試験を受けてみることです。

実は、大学職員の採用試験は、中途採用が結構多いのです。

私が働いていた大学も、ほとんどが中途採用でした。

もし、新卒者も受けることができる試験ならば、中途採用枠でも受けてみると良いでしょう。

たとえ中途採用であっても、受けてみないことには結果はわかりません。

大学職員になりたいならば、準備をする必要がある

大学職員になりたいならば、準備をする必要がある

いずれにしても、大学職員になりたいならば、しっかり準備する必要があります。

やはり、大学職員の仕事は収入面や安定性などから魅力的な仕事に見られ、また安易に応募するひとも多いのです。

ですから、適当に準備をしているだけでは、不採用になる可能性が高いでしょう。

おそらくほとんどの大学職員採用試験で、まず筆記試験をすると思います。

しかし、筆記試験よりも面接対策こそが何よりも大事です。

筆記試験は突破して当たり前のレベルで!

筆記試験は突破して当たり前のレベルで準備しておきましょう。

筆記試験の内容は、各大学によって違うので、事前に試験内容をよく把握しておくことです。

基本的には、SPIなどの対策本で勉強しておくと良いでしょう。

大学職員の仕事を知る

何度も言いますが、筆記試験よりも面接対策が重要です。

面接では、「なぜ大学職員になりたいのか」「なぜ本校で働きたいのか」聞かれる可能性がかなり高いです。

こういう質問をされた時に、事前に何も用意していなく、適当に答えただけでは、「あまり大学職員の仕事を理解していない」として落とされる可能性があります。

ですから、大学職員になりたいならば、大学職員の仕事をよく調べておくことです。

大学職員の仕事は、楽な仕事に見えるかもしれませんが、部署によっては結構ハードワークだったり、神経を使う地味な仕事も多いのです。

そういう大学職員の仕事の見えづらい部分まで、ある程度理解しているかどうかで、採用担当者に与える印象も違ってきます。

大学職員の仕事を「楽そう」「安定してそう」など、表面的にしか見ていないようなひとは、面接時にそのことが採用担当者に見破られて、落とされてしまうことが多いです。

なので、大学職員として働く姿勢があるのであれば、大学職員の仕事をよく知ることです。

なぜ、その大学で働きたいのか

また、ただ大学職員の仕事を知るだけではなく、働きたい大学のこともよく知ることが必要です。

「大学職員になれれば、どこの大学でも良い」という回答では、採用担当者に良い印象を与えることは難しいでしょう。

仮に、本音では「どこの大学でも良い」と思っていても、採用担当者に大学で働きたい意思を見せるためにも、「なぜその大学で働きたいのか」きちんと伝える必要があります。

採用担当者が納得してくれるような回答ができれば、採用担当者から「うちの大学をよく見ていて、働く気がある人材」として、高評価を得られることがあるのです。

なので、大学職員として採用されるためにも、よく大学のことを調べて、「なぜその大学で働きたいのか」きちんと言えるように用意しておくことです。

学生時代の経験で大学職員の仕事に生かせられることはないか?

あとは、新卒の方は社会人経験もほとんどないと思うので、何か学生時代の経験(バイトや部活など)で、大学職員の仕事に生かせられることはないか、考えてみることでしょう。

例えば、バイトや部活で後輩の面倒を見た経験があるならば、ひとに何かを教えられるスキルがあるかもしれません。

バイトや部活仲間の間に立ち、スケジュール管理や仕事の流れを調整したことがあれば、マネジメント能力もあるかもしれません。

このように、バイトや部活、もちろん他のことでも良いですが、何か大学職員の仕事に生かせれられる経験やスキルがないか、見直してみると良いでしょう。

もしも、自分自身を見直したり、面接対策をするのが苦手ならば、転職エージェントを利用してみるのも良いかもしれません。

新卒の方でも、転職エージェントに相談できることがあります。

また、エージェントを利用することで、詳しい面接対策のアドバイスも得られるでしょう。

面接対策など不安な方は、エージェントへの相談も検討してみると良いでしょう。

大学職員になるためには、とにかく行動すること

大学職員になるためには、とにかく行動すること

本当に大学職員になりたいのであれば、とにかく行動することです。

幸いにも、大学職員の採用試験は、一年中どこかの大学で行われています。

なので、仮にどこかの大学の職員採用試験を落ちても、また別の大学の試験を受けることもできます。

大学職員になりたいのであれば、諦めず行動し続けることです。

対策準備をしながら試験を受ければ、大学職員になれる可能性は高くなるでしょう。