実は、大変な思いをして大学職員になっても、すぐやめてしまうひとも少なくありません。
なぜ大学職員になっても、すぐやめてしまうのか
なぜ、一生懸命頑張って内定をもらった大学職員をやめてしまうのか。
普通は、「大学職員=安定」と見られているので、なかなかやめないと思うでしょう。
しかし、下記のような理由から、大学職員になっても、やめてしまうひとがいるのです。
育成体制がしっかりしてない
まず、育成体制がしっかりしていないこと。
仕事を教えるというプログラムが、大学職員内で備わっていないので、新しく入ってきた職員は何をすれば良いのかわりません。
それにもかかわらず、きちんと仕事を教えられる職員がいないのです。
学校という場所でありながらも、職員はなんとなく先輩の仕事を見て、覚えるしかありません。
かなり体制的には弱いのが、実際の現場であることなのです。
陰湿ないじめ、パワハラ
さらに、陰湿ないじめ、パワハラもあります。
自身のストレスを部下に当てて発散しようとする、かなり身勝手な上司も少なくありません。
特に大学職員は、縦社会が強いので、権力で下の人間をいじめるのです。
我関せずの大学職員たち
また、大学職員たちは、チームワークというよりも、個人の作業に走りがちです。
なので、困っている同僚がいても、あまり気にしないか、あえて無視する職員もいるほどです。
連携が取れていないので、新しく入る職員からしてみたら、ものすごく閉鎖的に感じるでしょう。
理想と現実のギャップ
あとは、やはり大学職員は事務作業が多いので、現実と理想のギャップを感じるかもしれません。
変化のないルーティンワークに、正直飽きてしまうこともあるでしょう。
大学経営は、変化を好まない体質もあるので、黙々と同じような作業が続きます。
静かに辞めていく
このように、大学職員をやめる理由はいろいろあり、やめていくひとは、静かにやめていきます。
おそらく個々人ではいろいろ思うことがあるのですが、それを言っても、大学体質は何も変わらないので、見切りをつけてやめていくのです。
大学職員に過度な期待はするな
実際、大学職員の現場は結構地味であり、機能的にも良いとは言えません。
かなり閉鎖的で陰湿な部分もあるので、大学職員には過度な期待をしないことです。