大学職員を辞めたい気持ち、よくわかります。

そして、大学職員を辞めることは、決して悪いことではありません。

大学職員を辞めたい気持ちはよく分かる

大学職員を辞めたい気持ちはよく分かる

実際に、私も大学職員を辞めたいと思い、本当に辞めました。

やめる前までは、色々と悩みもしましたが、やめて本当に良かったと思っています。

辞めたいと思っているひとは実は多い

「大学職員を辞めたいひとなんているわけない」と知らないひとは思うかもしれませんが、実は辞めたい職員は少なくありません。

大学職員にも、つらさや大変さがあるのです。

狭い社会で働かなくてはならない

大学職員は、狭い社会で働かなくてはいけず、少なからず窮屈さがあります。

大企業のように、たくさんの従業員がいるわけでもなく、小さなコミュニティの中で仕事をしなければなりません。

また、狭い社会にもかかわらず、連携があまり取れていないことがあります。

むしろ、他の部署と関わりを持とうとしないひとも少なくありません。

狭い社会でありながらも、関係は希薄だったりするのです。

権力争いに巻き込まれる

権力争いに巻き込まれる

また、大学職員は結構な縦社会だったりもします。

役職がつくか否かで、年収も大きく違います。

なので、大学職員の中でも権力争いはあるのです。

また、上司にはなかなか意見をすることができず、従うしないような縦社会ができてしまっています。

「上の立場の人間は偉い、尊い」というような、偏った考えをするひとも少なくありません。

パワハラに耐えられない

そして、大学職員の中にもパワハラはあります。

役職があるひとは、権力があるので、指導という名のパワハラを行っても、何も注意されないこともあります。

指導なのか、パワハラなのかは、上司のさじ加減で決まってしまい、部下は逆らうことはできないのです。

事務職が肌に合わない

事務職が肌に合わない

また、大学職員は事務系の仕事も多く、ルーティンワーク作業を行うことがあります。

仕事を創り出すというよりも、与えられた仕事を淡々とこなしていく業務が多いかもしれません。

まさに歯車の一部として、新たなことに取り組むのではなく、淡々とこなしていく業務が多くなります。

そういうことに、マンネリを感じてしまうひともいるでしょう。

特に、ベンチャー思考が強いひとは、職員の仕事は合わないかもしれません。

他の会社で通用するようなスキルは身につきにくい

よく言われるのが、「大学職員の仕事では、専門的なスキルは身につかない」ということです。

これは的を得ていると思います。

やはり、事務系の仕事が多いので、専門的なスキルは身につき難いです。

あえて言うならば、与えられた作業をいかに早く終わらせるかというスキルは身につくかもしれません。

ただ、このような作業も今後AI化が進んで行く中で、人間が行う部分は減っていくかもしれません。

そうなると、大学職員の必要性すらも減っていくかもしれません。

横並び的な思考が強い

横並び的な思考が強い

あとは、大学職員をして感じたのが、横並び的な思考が強いように思いました。

どこか新しいことにチャレンジすることを嫌い、他の大学が動き出してようやく自分達も動き立つような感じがします。

要するに、自分達で率先して新たなことをするのが苦手、もしくは嫌うのかもしれません。

挑戦するよりも、何かあったときのことを考えて、躊躇するのが多い気がします。

なので、大学職員として働く場合は、なかなか新しいことに挑戦するのは難しいかもしれません。

自分を押し殺して金のためだけに働く

特に好奇心旺盛なひと、チャレンジ精神が旺盛なひとは、実際にはなかなか挑戦させてはもらえないので、自分を押し殺してルーティンワークを行うことが多いかもしれません。

まさに私も大学職員のときは、金のためだけに仕事をしていたように思います。

実際、あまりやりがいを感じていませんでした。

もちろんひとによっては大学職員の仕事は合っているかもしれませんが、どんどん挑戦したいひとにとっては、物足りなさがあるかもしれません。

それでも大学職員を辞められない

それでも大学職員を辞められない

ただ、そうは言っても、なかなか大学職員を辞められないひとも多いと思います。

収入や安定に甘んじてしまう

なんだかんだ言っても、大学職員は世間的な相場よりも年収も高く、安定した仕事とも言われています。

なので、それに甘んじて大学職員を辞められないひと少なくありません。

他の会社で働ける自信がない

また、専門的なスキルはあまり身につかないので、果たして他の会社でやっていけるのか、不安な部分もあるでしょう。

中途半端に職員を続けてしまうひとも多い

なので、不満がありつつも、大学職員の仕事を続けてしまうひとも少なくありません。

やはり、職員を辞めるとどうなるかわからず、特に家族を持つひとは不安も大きいので、なかなか辞められないのです。

辞めるなら早い方が良い

辞めるなら早い方が良い

ただ、私は日々の事務作業や意見を言えない縦社会に耐えられなかったので、辞めました。

辞めて本当に良かったと思います。

もし、今現在大学職員を辞めたいならば、早く辞めた方が良いと思います。

ずるずる続けても、スキルが身につくわけでもないですし、年齢だけ重ねて転職チャンスを逃す可能性もあります。

一番辛いのは、悩んでいるだけで時間ばかり過ぎてしまうことです。

そうやって時間ばかり過ぎてしまうと、きっとあとで後悔することでしょう。

大学職員を辞めても、道はいくらでもあるので、まずは行動してみることが大事です。

本当に意思が固いひとは、周りに何を言われても動き始める

そして、いろんなひとを見てきて思うのは、本当に意思が固いひとは、たとえ周りに何を言われても、次へ向けて動きだすのです。

大学職員を辞めたくても、給与など待遇は悪くないので、いつまでも自分を誤魔化しながら大学職員を続けるひとが多いです。

私の周りのひとも、そういうひとばかりです。

特に家族を持つと、なかなか自由に動くことはできません。

しかし、本当に意思の固い方、「辞めたい」気持ちが強いひとほど、リスク覚悟で大学職員を辞めて、次の道へと進みます。

結局のところは、「大学職員を辞めたい」ひとは、どれだけ覚悟があるかです。

今の安住を捨ててでも動く覚悟があれば、きっち自分で道を切り開いていくでしょう。

大学職員の将来も安泰ではない

また、今は大学職員だからといって、必ずしも将来が保証されているわけではありません。

これからも少子化が進みますから、学生獲得も難しくなるでしょう。

また、コロナの影響もあり、大学の運営も大きく変える必要があるかもしれません。

変化が問われる今、大学職員も決して安泰とは言えないのです。

ひとりで転職活動をするのは、不安も多い

もし、大学職員を辞めて転職したくても、何をすればいいのかわからず、不安に思うこともあるでしょう。

また、自分ひとりで転職活動するよりも、経験者からアドバイスを聞いた方が、効率よく転職活動できるはずです。

転職エージェントに相談するのもいいのですが、エージェントは実際に大学職員を経験したひとはほとんどいないと思うので、相談しても理解してもらえるかわかりません。

そこで、当方は元大学職員であり、大学職員から未経験で異業界へ転職成功させた経験を持っているので、具体的なアドバイスができます。

私は大学職員を辞めたことで、それまでいかに小さな世界で苦しんでいたかを実感し、そして多くの自由を手にいれることができました。

今現在悩んでいるのであれば、ぜひ何か少しでも前に一歩踏み出していただけたらと思います。

大学職員を辞めたい、これから転職を考えているひとは、まずはお気軽に相談お待ちしています。

上記で、元大学職員による転職相談室(完全個人対応)を行っているので、気になる方はご覧いただければと思います。